喜多嶋拓士 深松伸明
がんを始めとする悪性疾患や難治性疾患と向き合うとき、われわれは様々な苦痛を経験します。その苦しみ、痛みを少しでも和らげ、心地よい毎日を過ごすために、多職種のメンバーがチームでサポートします。
世界保健機関(WHO)では、「生命を脅かす疾患による問題に直面している患者とその家族に対して、疾患の早期より、痛み、身体的問題、心理社会的問題、スピリチュアル(霊的)な問題に関してきちんとした評価をおこない、それが障害とならないように予防したり対処したりすることで、クオリティー・オブ・ライフ(生活の質・生命の質)を改善するためのアプローチ 」と定義しています。
一般の方だけでなく、医療関係者の中にも、「緩和ケア」=「終末期医療」、「死を待つだけの消極的医療」と考えておられる方が数多くいらっしゃるようですが、緩和ケアは、手術、放射線、抗がん剤などによる「がんを縮小・消失させる治療」と車の両輪をなす「がんに伴う苦痛に対する治療」を実践するものです。
がんを始めとする悪性疾患や難治性疾患と向き合うとき、われわれは様々な苦痛を経験します。その苦しみ、痛みを少しでも和らげ、心地よい毎日を過ごすために、多職種のメンバーがチームでサポートする、それが緩和ケアです!
必要に応じて、医師、看護師、薬剤師、栄養士、理学療法士、メディカル・ソーシャルワーカーが、専門的な立場で関わらせていただきます。
現在治療中の診療科主治医を通じてご連絡いただくか、あるいは直接当科を受診してくださっても結構です。
平成元年卒業
九州大学医学部 平成22年卒業
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※午後 入棟面談 | ※午後 入棟面談 |