小林幸生
歯科医師2人、歯科衛生士2人の4人で診療を行っています。月曜日は小林歯科医師及び関歯科医師が診療を行い、その他の曜日は小林歯科医師が診療しています。
完全予約制で、入院患者さん及び紹介患者さんのみの診療に限らせていただいています。主な治療は (1)入院及び外来患者さんの摂食・嚥下リハビリテーション (2)周術期(手術前後)および化学放射線治療中の口腔内管理および口腔ケア (3)入院中の歯のトラブル時の歯科治療などを行っています。2019年の歯科診療の延べ人数は5,200人で、うち嚥下リハビリテーション1,500人、周術期及び化学療法中等の口腔ケア1,400人、一般的な歯科治療2,300人でした。
食べ物が肺に入り肺炎(誤嚥性肺炎)で入院された患者さん、手術後に飲み込む力が低下した患者さん、ご高齢で飲み込む力が低下している患者さん等の、飲み込む力(嚥下能力)を評価し、食事内容の決定および安全に食べるためのリハビリテーションを行っています。当院の言語聴覚士(ST)、摂食嚥下認定看護師、管理栄養士、薬剤師などと協力して取り組んでいます。
手術の際に、口の内が汚れていると、術後に肺炎などの合併症が生じることが知られています。また、がん治療の際の化学放射線療法時には、口の中を綺麗にしないと、口の中の粘膜が腫れたり、今まで症状がなかった歯が急に痛くなることがあります。これらの合併症を予防し、予定されている手術や治療を最後まで遂行していただくため、口腔ケアやブラッシング指導、手術時に歯を守るプロテクターの作成、歯周炎やむしばなどの歯科治療を行っています。その他、睡眠時に無呼吸になるのを予防するマウスピース(睡眠時無呼吸マウスピース)の作成なども行っています。
入院中に差し歯がとれた、入れ歯の具合が悪い、歯茎が腫れたなど、入院中の歯のトラブルに対して歯科治療を行っています。
平成23年卒業
メッセージ / 患者さんが安心し納得できる医療の提供を常に心がけています。
平成17年卒業
月曜日 | 火曜日 | 水曜日 | 木曜日 | 金曜日 |
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